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電気理科クラブのイベント


越谷科学技術体験センター

越谷市科学技術体験センター理科教室

日時:2023年4月22日(土) 10:00〜11:30
場所:越谷市科学技術体験センター ミラクル
〒343-0857 埼玉県越谷市新越谷1丁目59番地
受講者数: 小学生14名(16名予定、2名欠席)

@ 工作
 単極モーターの製作(一人1台)

A 実験を見せながらの講義
 直流機、誘導機、同期機及びリニアモータの説明

B 実験内容
  「Nゲージリニアモータ」、「大江戸線リニアモータ」、
  「三相インバータによる回転磁界の発生」、「アルミの卵が廻って立つ」、
  「アラゴの円板」、その他

結果
 初めに単極モータ工作を行った。昨年同様銅線の調整が少し難しいが、見栄えの良い、直径13ミリのネオジム磁石を2個重ねて使用した。
 錫メッキ銅線をうまく曲げられず、苦労していた受講者もいたが、最後は全員がうまく調整して回転させることができた。その後、フレミング左手法則を用いて、単極モータがなぜ回転するか、逆転させるにはどうすればよいかなどの説明をした。
後半は、まず、世の中や家庭内で多くのモータが使われていること、ガソリンエンジンに比べ、モータは環境に優しく省エネであることなど、モータの特徴について説明した。
モータは大きく分けると、直流機、誘導機、同期機の3種類あり、どのような原理で回転するか、実験装置を動かしながら説明した。
ネオジム磁石を回転させて回転磁界を作る方法のほかに、三相インバータを用いて円形に並べた6個のコイルに電流を流し、回転磁界を作る方法を、実験装置を見せながら説明した。
最後に大江戸線やJRのリニアモータカーについて説明し終了した。
フレミングの法則の説明など、小学生には難しいところもあったかも知れないが、終了後は、親も部屋に入ってきて、親子で実験装置を動かすなど、受講生の皆さん十分楽しんで、満足したようでした。