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アマチュア無線(国家資格)にチャレンジしよう!


YOTA視察について

当クラブの加藤講師が、欧州・アフリカ地域で若手アマチュア無線家のイベントであるYOTA(Youngsters On The Air)に日本の20代の若手2名を視察団として英国・ロンドンに派遣しました。

YOTAは国際アマチュア無線連盟(IARU)の第一地域である欧州・アフリカ地域で行われている、若手アマチュア無線家を育成するためのイベントです。

今回視察したイベントは、一年の中で一番大きいサマーキャンプで、2017年8月5日〜12日にロンドン郊外にあるボーイスカウトの聖地、Gilwell Parkにて行われ、日本を含む27ヶ国80名の若者が集まりました。

現地では、電子工作からアンテナ製作、無線局のオペレートなど、アマチュア無線の様々な分野のプログラムを行います。
仲間とともに、お互い教え合いながら各自のアマチュア無線の技術向上と、英語を使うことで各自の語学能力を向上させます。

近年、日本では急激な理科離れが進んでおり、2017年度は新卒生の就職活動を見ても、理系の学生が少なく、文系の学生が圧倒的に多いのが現状です。アマチュア無線局も最盛期は136万局あったのに対し、今日では43万局まで減ってしまいました。

しかし、近年欧州では「マイクを握って送信ボタンを押すことで、世界中色々な国の人とお話し出来る」「モールス信号による通信が、格好良い」という若者が多く、国境を越えて仲間を作り、コミュニティを形成しています。

特に感心したのは、20代後半の若手たちが他の若い無線家の育成に力を入れていることです。
日本の若者も、アマチュア無線に全く興味を示さないわけではありません。

1980年代の映画「私をスキーに連れてって」が流行った頃よりは、知名度も低くなりましたが、理系文系関係なく、アマチュア無線に興味を持つ若手は今日も一定数います。

しかし、現代の若手には昔と比べ、スマートフォンの普及など、様々な楽しみがあり、アマチュア無線に対して興味を持つスピードも速いですが、興味を失うのも速いのです。

その背景には、国家資格の取得などのハードルもあれば、いざ始めたところで、技術的な知識も必要な趣味なので、適切な先輩アマチュア無線家に出会えるかどうかというのも大きなカギです。

そこで、電気理科クラブではアマチュア無線に興味を持った若手の皆さんのお役に立ちたいと思い、第三級及び第四級アマチュア無線技士の養成講習会を開催しております。
一緒にアマチュア無線を楽しみましょう。

<写真解説>
国際アマチュア無線連盟(IARU)第一地域Youth WG議長のPA2LS/Lisaとのワンショット。



彼女は、27歳にして欧州の若手育成に取り組んでおり日本支部の代表として、彼女に敬意を表して、日本アマチュア無線連盟(JARL)のペナントを手渡した。